自作ファン付きゴーグルを4つ作りました。どうも、サバゲーブロガーのゆきおです。(@yukio828_com)
ゴーグルにファンを取り付ける解説記事を書きましたが、大切なことを忘れていました。

眼鏡対応ゴーグルを曇りながらも我慢して使っている人が少なくないはず。
ということで、今回は眼鏡対応のゴーグルにファンを取り付けていきます。
5秒で分かる目次
用意するもの

- はんだごて、はんだ
- ニッパー
- 接着剤
- 結束バンド
- 並行コード
- 5V25mm角 DCファン 2つ
- 電池ボックス リード線・フタ・スイッチ付き 単4×3本
- 熱収縮チューブ
- マジックテープ(ベルクロテープ)
秋月電子通商さんで5V25mm角 DCファンと電池ボックスを購入しました。
今回選んだゴーグルはライラクス (LayLax)さんから出ている、『サテライト タクティカルグラス TAN』です。



プロゴーグルって思ったより大きいので、ヘルメットユーザーが使えないんですよね。
さらに言ってしまうと、ファンの音が割とうるさい。そのくせ曇るし…
サテライト タクティカルグラスはプロゴーグルよりもコンパクトなのでヘルメットと併用できると考えたワケ。
さて、サテライト タクティカルグラスにファンを付けて曇り知らずにしていきます。
眼鏡対応ゴーグルにファン取り付ける準備
さて、【写真40枚超】曇らないサバゲーゴーグルを文系不器用でも自作する方法を徹底解説の時と同様にファンを2つ取り付けます。

両端にファンが取り付けられないので、今回は両端上部に取り付け。


ボールペンで切り取る印をつけて……

カッターやニッパーでズバッとカット!
右下の切ったものを見てみるとわかるんですけど、意外とゴムが分厚い。

普通に使っていたらゴムの分厚さになんて気づきません。
気づかない部分にさりげない配慮をするライラクスさん。すごい。

今回はゴーグル内に配線するのに挑戦してみようと思います。
まずは中の銅線を外に出すように、はんだごての熱で穴をあけます。

印の部分を銅線が通るくらい、穴を広げましょう。

穴を開けて、外に銅線を出します。穴を開けたら準備OK。
ファンの銅線をはんだ付けする

はんだ付けをする前に、結束バンドで仮止めしましょう。
固定しておくことで、銅線の長さが決まるので、忘れずに仮止めはしましょう!

今回は、より強固にはんだ付けをするために銅線同士を絡めました。
絡めることで、バラけずにはんだ付けができるので、作業がラクになります。

忘れずにはんだ付けした部分を接着剤で補強してくださいね。

この接着剤補強をしてから、熱収縮チューブでカバーしてくださいね。

黒銅線の方も、同じようにはんだ付け→接着剤補強→熱収縮チューブの流れで銅線をはんだ付けしていきます。
黒銅線は銅線の一部を皮剥きし、はんだ付けをします。

ピンぼけてますが、赤銅線で絡めた作戦を黒銅線にも生かしてみました。

はんだ付けする際に絡められそうな時は絡めることをオススメしますよ!

というわけで、ファン周りのはんだ付けが完了。
結束バンドで真ん中を仮止めしているのは、はんだ付けの時に邪魔だったからです。
眼鏡対応ゴーグルにファンを固定する
はんだ付けが終わったので、ファンをゴーグルに固定します。
と、その前に。


俺は固定した後に補強忘れに気づいてやり直した…

配線を通した要領で、結束バンドを通す穴を2か所開けます。
穴を開けてから気づいたことが1つだけあります。。
出来るだけ顔側(内側)に近い方に穴を開ける

つまりファンで吸気していないのと同じ意味になって、曇る原因に…
上記の写真で穴開けの訂正箇所を示すならこんな感じ。

赤い丸の部分に穴を開ければ今回開けた穴よりも、より多くの吸気が見込めます。
自分は少しミスったので、もしあなたがファンを取り付ける場合はご注意を!

ということで、結束バンドで固定完了。



ま、誰も人のゴーグルについているファンなんて見ないから大丈夫だよ!

外側から見てみると、思ったよりもファンがレンズに乗っかっています。


作った後にフェイスガードと干渉していたら最悪なので、多少不格好でも上側にファンを取り付けました。

内側から見てみると、思っているよりも空気が入ってきそうな…?

眼鏡対応ファン付きゴーグルに電池ボックスを取り付ける


はんだ付け→接着剤補強→熱収縮チューブを忘れずに!!
自分はこれまでに自作ファン付きゴーグルを4つ作り、その都度作り方のノウハウが蓄積されて、より良いゴーグルへと進化しています。
悪いことは言わないから、接着剤補強はやっておいた方がいいよ!

さて、電池ボックスにマジックテープを貼り付けます。
接着剤べったりつけて、スイッチがある方にマジックテープを貼ります。


そして最初にベルクロの下半分を合わせて、下側を固定。この時にはバンドも一緒に巻き込んで固定しましょう。

ギチギチに絞りながら、上半分を合わせます。
ベルクロテープは一周ぴったりに合うように、長さ調整してカットしたら完成!
眼鏡対応サバゲーゴーグルも作り方は一緒
もしあなたがはんだ付けをする時は、下の図をイメージしながらはんだ付けをしてみてください。

- はんだ付けする部分は赤・黒銅線、合わせてたったの6か所。
- はんだ付けするときは、銅線同士を先に絡めた方がはんだがしやすい。


これくらいの作業だったら、出来そうじゃない?
たった6回のはんだ付けを「難しい」と言って、曇るゴーグルやスキマのある危険なシューティンググラスを使うんですか?
「高い」と言ってゴーグルを買わずに、1万以上するシューティンググラスを買っちゃうんですか?

だけどサバゲーは危険と隣り合わせの娯楽で、少しでも安全を気にするべき。
少しでも安全を大切にする方がこの記事を読んでくれたなら、この記事を参考にファンを付けてみてください。
はんだで火傷をしたり、サバゲー中に配線が千切れてファンが動かなくなるかもしれません。
それでも、1発のBB弾が目に入るよりかは断然マシ。
BB弾の速さは新幹線と同じくらいか、新幹線以上に速いです。
目の周りに当たっても大怪我は免れません。

ゴーグルが曇るとかグダグダ言うなら、ファンを付けて曇らないようすればいいんですよ。
サバゲーをストレスなく楽しみたいなら、ファン付きゴーグルを作ることを強くオススメします。