自分でファン付きゴーグルを作ってから曇り知らずの視界良好です。
どうも、サバゲーブロガーゆきおです。
サバゲーで大切なものはエアソフトガンではないということを記事にしました。
シューティンググラスやゴーグルが曇ってしまうと、視界が悪くなり周りが見えません。

サバゲーにおいて視界は非常に重要なのに、巷に販売されているサバゲーアイウェアはとにかく曇る!
ということで、自分は曇らないゴーグルを研究し続け、気付いたら2万円以上使って曇らないゴーグルを5つ作って1年が経過していました。
ということで曇りに悩んでいるサバゲーマー向けに、製作代行としてファン付きゴーグルを販売。ちなみに自分で作れるように作り方も記事と動画にしています。
そして眼鏡対応のゴーグルなので、眼鏡サバゲーマーにオススメ!
5秒で分かる目次
この数年、とにかく色んなアイウェアを試しまくった

2015年頃は「ゴーグルが曇る!」と感じていて、シューティンググラスを使っていました。
ちなみに東京マルイのプロゴーグルも時々使っていました。曇ってたけどね。
そして2016年。

ゴーグルはどうしても曇ってしまうんです。サバゲー中に曇るのは非常にストレスなので、ゴーグルは使っていませんでした。
ゴーグルとシューティンググラスをどっちも使っていましたが、まだシューティンググラスの方が曇らないんですよね。
んでここでハッと気づくんですよ。

視界が悪くなるとやっぱりイライラするし、そのタイミングで敵にやられたらやっぱりモヤモヤします。
周りが見えなければ移動するのも危険ですし、“シューティンググラスはスキマが空いていて非常に危険”。
実際にあったことですが、伏せている時に眉の部分に当たったことがあります。その時はゴーグルをしていたために事なきを得ました。

本当にゾッとしましたね。
こういったゾッとする事件を2,3回経験したことで、ゴーグルを使い始めました。
「曇らないゴーグルを自分で作ろう!」と思いつく。使ったお金は総額22,340円

そうか、曇らないゴーグルが無いなら、自分で作ればいいじゃないか!
至極単純な理由ですね。“曇らないゴーグルを自分で作れない理由がないなら、曇らないゴーグルを自分は必ず作れる”、悪魔の証明です。
曇らないゴーグルの作り方をガチで数週間調べて、気づいたら1年間で5つのファン搭載ゴーグルを作っていました。
曇らないサバゲーゴーグル1作目、2400円

オークリーのSIバリスティックゴーグルにファンを2つ搭載したゴーグルを作りました。

1作目にして曇らないゴーグルが完成してしまった…!
試しに作ってみたファン付きゴーグルが曇りませんでした。これで快適なサバゲーライフが送れると思いきや、1つ問題が発生。

- ファンを繋ぐ銅線が短い
- はんだ付けの部分に強度がない
この2つが原因で銅線がちぎれてしまう問題が発生。しかしこの問題はすぐに解決策が発見できました。
はんだ付けした部分を接着剤で補強して、やや長めに配線すれば解決。
接着剤補強をするだけでバッチリ解決しました。現在は一度もちぎれていません。
曇らないサバゲーゴーグル2作目、8120円

ということで、ヤフオクで米軍放出品の実物ESS NVGゴーグルを約3000円で購入。
そして1作目同様、2つのファンを搭載。レンズが傷ついていたので、レンズを4800円で購入。


ESS NVGゴーグルは掘りの深い外国人に合わせてカーブがついていました。

ESS NVGゴーグルのアジアンフィットがあったのはこれが理由か…
アジアンフィットがある意味を買ってから気づくというミス。
だけど、新品のアジアンフィットは2万円以上するので、買うのには高すぎるので、我慢しながら使っていました。
曇らないサバゲーゴーグル3作目、6320円
我慢して放出品のESS NVGゴーグルを使っていましたが、ヤフオクでまさかのESS NVGゴーグル アジアンフィット ターボファンのジャンク品が6000円で販売されていたのです!

どうせ自分でファンを付け直すから関係ないわ!
元々ついているファンを外して、自分で付け直す予定だったため、ファンの故障は関係ありません。
ターボファンでも場合によっては曇る、ということを定例会で会ったサバゲーマーから聞いていたからです。

アジアンフィットはめちゃくちゃ見やすいし、曇りません。一生使う逸品です。
曇らない眼鏡対応サバゲーゴーグル1作目、3500円
自分は3作目のゴーグルを使っていましたが、眼鏡のチームメンバーのゴーグルがめちゃくちゃ曇っているのを横目にサバゲーをしていました。

ん? 考えたら、眼鏡対応の曇らないゴーグルって無いよな…
眼鏡対応でファン付きのアイウェアを思い浮かべると、東京マルイのプロゴーグルか、ESS NVGゴーグル アジアンフィット ターボファンに後付けで眼鏡を付けるか。
前者は曇るのを体験しているし、後者は高くて少し曇るらしい。


チームメンバーが困っているなら、助けてあげないと!
チームメンバーが曇りに悩んでいるのなら、助けるまでです。今度は眼鏡対応のファン搭載ゴーグルの製作に着手しました。
ということで眼鏡対応のファン搭載ゴーグルが完成しました。
個人的にはファンを付けるスペースが微妙だったため、失敗作でした。
2作目にして眼鏡対応のファン搭載ゴーグル、完成。材料費は約2000円

眼鏡対応、ファンを搭載できるスペースがある、そして安い。
この3つの条件をクリアできるゴーグルが1つだけありました。

通りでどこのフィールドでもレンタルのサンセイゴーグルになるワケだ…
ファン搭載サンセイゴーグルのファンの風量について
動画を見てもらえれば一目瞭然。ちなみに単4電池3つで5Vのファンを2つ回しています。
サンセイゴーグルにファンを付けたぞー! 音から風量を体感して欲しい。割と風量あって、目が一瞬で乾燥する。 #サバゲー #サバゲーマーさんと繋がりたい #サバゲー装備 pic.twitter.com/MCEWUIVn9h
— ゆきお@サバゲーブロガー (@yukio828_com) 2017年9月2日
両サイド、または眉上のスペースに2つのファンを搭載し、外から空気を取り入れています。
電池ボックスを後頭部の方に搭載。単4電池3つだと重たくないので、ズレ落ちることがありません。

当然はんだ付けした部分はすべて接着剤で補強していますよ!
ファン付きサンセイゴーグル、誰でも作れるんじゃないの?

誰でも作れるよね?

紹介しているファン付きサンセイゴーグルは作ろうと思えば誰でもできます。
自分で作れる人はサクッと材料揃えて作ってください。
材料は以下を購入すれば誰でも作れますよ。
ファン付きサンセイゴーグルを作るのに必要な材料
まず最初にファンと電池ボックス。
両方とも秋月電子通商さんから5V25mm角 DCファンと単4電池×3の電池ボックスを購入します。
はんだごてセットは必須。はんだは20cm、はんだごては40Wもあれば十分。
自分はこの並行コードを使っています。
熱収縮チューブではんだ付けした部分を覆う前に、接着剤で補強します。エポキシ接着剤でもOKかと。
最後に熱収縮チューブでカバーしてあげましょう。
結束バンドは幅2.5mmじゃないとファンの穴に結束バンドが通らないからご注意を。
電池ボックスを固定するマジックテープは100均や裁縫コーナーで調達して、接着剤で接着しましょう!
あとは道具として、デザインナイフやカッター、ニッパーが必要ですね。100均や家にあるもので全然OK。
ファン付きサンセイゴーグルの作り方
作り方は以下の記事と動画を参考に作ってみてください!
「自分で作るのは面倒…」と思うあなたのために製作代行します


ファン付きサンセイゴーグルの材料と作り方を公開しても作らないで曇るゴーグルを使い続ける人がほとんどだと思う。
道具が無ければ買い揃えないとダメだし、そもそも作る時間がない人もいるかもしれない。色んな理由があります。

素材代の内訳はゴーグルが1700円。2つのファンと電池ボックスで320円。銅線や単4電池3本、熱収縮チューブなど細々したものは製作代に含むとします。
もちろん送料無料!予定なく価格変更するのでご注意を。
免責事項・その他
あくまで一個人がゴーグルにファンを付けた商品なため、自己責任でお願いします。
ちなみに自分は色んなファン付きゴーグルを実験しつつ1年使っていますが、一度もこれといった問題は起きていません。
むしろ視界が良くなってストレスが無くなったし、BB弾が顔に当たってもゴーグルで完全に守られているので、ヒヤッとすることもありません。
曇らないゴーグルと言ってますが、環境によって曇る場合はあります。電池がなくなってきていたり、半端ない湿気だったり。
まあフツーにサバゲーをしていて「ファンの勢いが弱くなったなー」と思ったら電池を変える、という当たり前のことをすれば、まず曇りませんけどね…
さて、ゴーグルの製作代行は自転車のパンク修理や車のオイル交換と一緒です。
YouTubeにパンク修理の動画が腐るほどあるのに、なぜ自転車屋さんに修理してもらうのでしょうか?
動画みても分からない人は分からないし、手を汚して自分でやるのは面倒だし、いちいち道具を揃えるのも面倒だからです。理由は他にもたくさんあるでしょう。
使ってみた感想


ファン付きサンセイゴーグルを自分でも使いましたが、安定の視界良好。特に文句ありません。
アジアンフィットのゴーグルは違いますが、雨の中ファン付きゴーグルを実戦投入したレビュー記事もあわせてどうぞ。
自分が所属する関東方面隊の眼鏡ユーザーの方にも使ってもらい、感想を聞きました。
メガネをかけながらサバイバルゲームをしている者ですが、ゲームをしているときにまず困るのがゴーグルの曇りによる視界不良です。
対策としては曇り止めを塗ったり、メッシュ型のゴーグルを使用したりするという方法があります。
が、筆者のように多汗な体質な者だと、曇り止めの効力上回る湿気がゴーグル内で発生するため、自然とメッシュだとしても「メガネ」が曇ってしまいます。
そして何より、メガネのサバゲーマーとして一番欲しいのはメガネと併用できるゴーグルなのですが、これができるゴーグルが異様に少ない。
となると消去法的に選ばれるのは、比較的サイズの大きいサンセイのメッシュゴーグル(縁が太いメガネでも余裕で入る!)が当てはまると思うのですが、そうなるとメッシュ特有の欠点(ただでさえ見にくい、着弾したBB弾の破片が怖い等)が付いてきます。
それを解決してくれるのが今回のサンセイ・ゴーグル改(ファン装備)です。ゴーグル本体縁の左右に取り付けられた小型ファンにより、ゴーグルとメガネ両方の湿気を除去してくれます。
そして取り付けられたファンの音も静音で、コムタックによる集音でも殆ど音を集めずゲームに干渉せずにプレイをすることができます。
また、なによりも万一破損したとしても、すぐに本体を購入することができるので気軽に本体を交換することも可能です。
カスタムに必要な部品自体も千円もしないので手間賃のことを考えなければ、実質2千円しないのではないのでしょうか?
これはマルイやその他メーカーからでているファン付きゴーグルよりも、全然安価なのでお求めやすいです。
今までメッシュを我慢して使っていたメガネサバゲーマーには、クリアな視界を手に入れるチャンスだと思います。
ただ、欠点を上げるとするならば、電源とファンをつなぐケーブルがあるので、ヘルメットとの併用をする方にはケーブルを延長する手間とゴムを強化する手間がかかってしまうこととがまず一つ。
二つ目はファンにハイサイクルやトレーニングウェポン等、比較的強力な電動ガンの至近距離弾がファンに直撃した際、メガネの死角からBB弾かファンの破片が飛んでる可能性があり、怖いことです。
これらを解決すれば、リーズナブル差を兼ね備えた良質アイウェアをなるのではないのでしょうか。これからの改善・製品化に期待します。
関東方面隊 イマジン
よくあるご質問
レビューから寄せられた欠点やギモン、その他お問い合わせからの質問にお答え致します!
Q.ヘルメットとの併用はどう対応するの?
A.現在眼鏡には対応しておりますが、ヘルメット未対応です。申し訳ございません。
Q.至近距離弾がファンに直撃した際、危険じゃないの?
A.もちろん危険です。が、シューティンググラスのスキマと比べると、こちらのゴーグルの方が断然スキマがありません。
自分は1年自作ファン付きゴーグルを使用しています。レンズにBB弾が当たったことはありましたが、ファンに直撃したことはありません。
Q.メーカーのサンセイに許可を得たのか?!
A.お電話しまして、2017/10/2に山田様から許可をいただきました。
曇り止め要らずの曇らない眼鏡対応サバゲーゴーグルでストレスのないサバゲーライフを!


ぶっちゃけ製作代行をしなくてもいいんですよ。いちいち作るの面倒だし、梱包も面倒。
でも、世の中には曇りに困っているサバゲーマーはたくさんいます。
曇りに困っているサバゲーマーのために一つ一つ手作業でゴーグルにファンを付ける人が1人ぐらいいても良くないですか?
自分のファン付きゴーグルでどこかのサバゲーマーが曇りから解放されれば、自分はとても嬉しい。

周りが見えなくて敵が見えない。移動しようにも視界が悪いため、躓きそうで危ない。(そしてめちゃくちゃイライラする。)
フィールドにお金払った上にそんな嫌な思いをしたくなくて、自分はファン付きゴーグルを作りました。
曇りから解放されれば、視界良好になります。ゴーグルなのでシューティンググラスよりも安全が確保。

作れそうにない方は自分が代わりに作りますよ!
視界良好なサバゲーを楽しみましょう!