MADMAXは1秒も見たことありません。どうも、ゆきおです。
以前からずーっと気になっていたMADサバにカメラマン枠として参加してきました。
昼の12時から翌日午前3時までMADサバ7を丸々参加して思ったこと。

この記事には装備・服装についての解決方法をバッチリ書きました。
MADサバに興味がある人、ぜひこの記事を読んで参加しよう!!
顔出しNGの方のための配慮です。ご理解ください!
5秒で分かる目次
MADサバについて今一度おさらいしよう


サバゲーの魅力の1つに、非日常体験ができるってのがあります。
関連記事:サバイバルゲームには5つの魅力がある!
MADサバはサバゲー以上に非日常体験ができる場です。
自分だけの解釈だけだと説明不足なので、主催者のサトミさんにお話を聞きました。





本当の殺し合いはもちろんダメなので、世紀末世界でのサバイバルな体験をするのに最適だったのがサバイバルゲームのルール。
参加者がケガをしないためにあるサバゲーのルールをMADサバにも応用しました。
サバゲーマーなら守って当然のルールにMADな要素を取り入れたため、サバゲー経験者の参加者ならルール把握がすんなり可能。
もちろんサバゲー未経験者の人でも問題ナシ!
公式HPを見ればちゃんと書いてあるし、分からなければ過去のMADサバ参加者がTwitterを中心に色々と教えてくれるはず!!(ぶん投げ)
MADサバの参加者を見てもらえれば分かりますが、十人十色の装備・服装をしています。
十人十色の装備・服装といっても、各々の装備・服装の根底にあるのは”世紀末世界”。(根底にない人もいるかもしれないけど。)
個人的に感じたのは世紀末世界の他に、終末世界観。
映画『MADMAX』から飛び出してきたような人から、ゲーム『ディビジョン』、『Fallout』の登場人物かと見間違えるような人まで、色んな人がいました。
もちろん独自の世界観を設定して、自分だけの装備・服装を身に纏っている人もいた!
MADサバの敷居が高く感じる原因は参加者の装備・服装かもしれない


もちろん受付の時には参加者の装備に圧倒されて「ヤバい所に来てしまった…帰りたい…」って思ってたけど、最終的に慣れたら”怖い”ってよりも”すごい”だったね!
MADサバに参加したいけど、「参加者の装備ガチじゃん…」と思ってしまって参加しない人がそこそこ多いです。自分もその1人。
だってみんな明らかに外見が怖すぎるんだもん…!
みんながみんな気合の入った装備なので「MADサバに参加するには世紀末世界観を壊さないドレスコードが必須…?」と自分自身、思い込んでいました。
だから「装備をキッチリ揃えないと現地で恥をかく?」とも思っていた。
でも、ふと気づいたんですよ。

さっきも言ったけど、MADサバ参加者の装備・服装の手の込みようが凄まじくて、”MADサバに興味があるけど行けない”人が割と多いはず。
この理由については「初心者2人を連れてサバゲーに行く際の注意点4つ」の企画を募集するときに、未経験者さんから直接聞いた情報です。
初めてサバゲーに参加する時に一歩が踏み出せない理由とMADサバへ一歩踏み出せずに参加できない理由と似ていませんか?
なにが言いたいかと言うと、周りの装備がガチ過ぎて参加しないってことです。
初めてサバゲーをしたときを思い出してください。
服装は「パーカーとかでOK!」と友人は言っているし、ネットに書いてあるけど、少し不安…
不安な気持ちを胸にサバゲーをやってみると、たしかに服装はパーカーでよかった。
行くまでに気にしていた服装の不安なんて、やってみたらどうでもよくなかったですか?
MADサバに参加するための装備・服装も同じことが言える。

MADサバに興味があるんだったら、まず参加表明を出そう。服装のことはそれから考えよう!
MADサバって毎週日曜日にやるわけじゃないんですよ。2015年の秋に第1回MADサバが開催されて、2017年秋のMADサバが7回目。
単純計算、年に数回のペースでしかMADサバは開催されないんです。1か月刻みでお祝いするカップルよりもMADサバ開催の方が年間の数は少ないんですよ。
「今回はいいや、次のMADサバに参加しよっと!」って気軽に思うのはいいんだけど、すごくもったいない気がしてならないよ…
MADサバのハードルが高く感じるのはカメラマンが原因だった?!


MADサバにある写真って、どれもめっちゃカッコよく撮れていると思いませんか?
それもそのはず。MADサバ3からカメラマンさんをお願いしていて、さらに参加者のカメラマンさんもカッコいい写真をどえらい枚数で撮ってくれるからです。
「写真撮ってください!」と言われればカメラマンさんも、参加者のカメラマンさんも、どの参加者にも親切に写真を何枚もバチバチ撮っていました。
そして夜でもバシッと撮れるように照明を使用。

やっぱりMADサバのために作り上げた自分だけの装備・衣装をバチっと撮ってもらいたいよね!

撮影している時に思ったのが、世紀末の世界観を体験できるだけで参加する価値があるのに、バシッとカッコよく写真を撮ってくれるんだから参加費の参加費6000円って安い。
ちょっとお金の話になっちゃうけど、”サバゲーフィールドを昼から夜まで貸し切って、カメラマンをお願いして撮影してもらって…”をやると、一体いくら掛かるんですかね…?

まして学割が効く学生なら5000円で参加できるから、学生のうちに1度は参加するべき!
前日に見学からカメラマン枠へ転身参加を決めた、ゆきおの服装
最初は見学で参加するつもりでしたが、最後まで参加する上に記事を勝手に書くので、カメラマン枠として参加することにしました。カメラマンというより、むしろライターですね!

家にある服装でMADサバに参加しても恥ずかしくない装備を見繕わねば…
色々と考えた挙句、こうなりました。
改めて思ったけど、なんという格好でMADサバに行ってたんだ…
ただの私服じゃん… pic.twitter.com/w8gK5CWzVt— サバゲーブロガーゆきお (@yukio828_com) 2017年11月19日

「目が覚めたら世界が終わっていて、周りの様子を知るために外を出歩こう…」っていう設定。
目が覚めたら世界が終わっていたなら衣類は汚れていないし、持っている衣類で見繕う必要がある。
んで、サバゲー経験者なら迷彩服を持っていてもヘンじゃないでしょ? 迷彩服って動きやすいし丈夫だし。
自分がこんな私服同然な格好で参加したんだから、「装備に悩んで参加できない」って理由は止めようぜ!

けっこう何とかなるもんだよ!
MADサバに参加するための自分の装備・衣装を設定しよう


ウェザリングの仕方などもあわせて書かれているから、参考にしてみて!
元々の意味は風化。”汚し塗装”という訳語が当てられていて、風雨の及ぼす影響や経年劣化を塗装や加工で再現する事。
参考URL:Wikipedia ウェザリング
特に衝撃を受けたのがこちら。
買ってすぐ終末にご使用頂けます
インスタント終末装備 pic.twitter.com/XBHN96GoKQ
— クロノラ@MADサバ7 (@Mad_Cat96) 2017年1月23日

早く言ってよ…
前日になって気づく自分。だいぶ遅かった。
上記帽子のAmazon関連商品にウェザリングされた帽子がたくさん出ていました。
お気に入りの帽子を見つけられると個性が出るし、ウェザリングをしなくていいから楽チンかも?!
正直これらの衣類を買えば、そのままMADサバに参加できるレベル。実際に行ったから分かる。
なので「MADサバに参加するための衣装がないからどうしよう…」という人は杞憂。

レンタルあるし、買ったらそのまま参加できる衣類がある。なんだったら家にある衣類で十分なんだからさ…

家にある衣類だけで考えられるから)
MADサバ7について
#MADサバ7 開会式始まりました٩( 'ω' )و pic.twitter.com/44Qaix1gNy
— サバゲーブロガーゆきお (@yukio828_com) 2017年11月18日
雨予報の中、120名の参加者!
さっきも言いましたが、MADMAXに出てくるような人からFalloutやディビジョンに出てくるような終末装備の人も多かったですね!
というのも”文明が崩壊した後の終末世界”がMADサバのテーマなので、色んな映画やゲームを参考に自分の装備を作って参加しているようでした!
MADサバのバトルゾーンは怒号が飛び交い、あちらこちらで戦闘が起きていた
さて、今回のMADサバ7はユニオンベースで行われました。
#MADサバ7 メインストーリーを公開。
今回は蛮族「RED TRIBES」と女傑集団「WHITE QUEENS」のぶつかり合い!今から加入する勢力を決めておこう。イベント中の裏切りOK! https://t.co/uLftpkHUQd #MADサバ pic.twitter.com/dWIHE9ptk7— MADサバ公式 (@MAD_WARRIORS) 2017年8月8日
メインストーリーとしては、レッドトライブスは勢力を取り戻すべく、ホワイトクイーンズが牛耳る地域『ユニオンタウン』に目をつけ、二勢力の争いが勃発。
戦いを求める者はバトルエリアで戦い、銃で戦う者や近接武器で戦う者、それぞれが戦闘エリアのあちこちで戦う一方で、戦いを好まない人々はシティやセーフティエリアで過ごしていました。

囲まれたらボコられる、なんてことありました笑
ボコられてはいますが、相手をケガさせないように細心の注意を払ってボコっているのがわかりますか?“細心の注意を払ってボコる”の意味が分からない?参加すれば分かる。
1人でもケガ人が出れば雰囲気は確実に悪くなりますし、誰も良い気持ちはしません。

むしろ女性の方がMADサバの世界観にドはまりしているような感じもあった!
ですが最初にも言ったとおり、雨の中でのMADサバ。雨足が強くなってきたため、一時休戦。


MADサバは戦うだけではない。ショップや物々交換などを通じて人と人とが繋がる!
参加者が持ち寄ったモノを現金やMADサバ内での通貨『CAP』で売買できます。
協賛でエイトボール商会さんやBig-outさんも出店していました。

もちろん参加者もショップを出すことができますよ!

MADサバ7に参加した関東方面隊メンバーも自分たちの商品を販売していて、フラッシュ焚かないとわからないくらいの隠れ家でした。物売る気ねぇぞ!
BARTER(バーター)システム
【MADサバ7】新システムのご紹介。
今回、「BARTER(バーター/物々交換)」システムを試験的に導入する。持ち寄った品物同士を交換し、流通させていく。誰が何を持ってくるかは自由。既製品・自作品等も問わない。この際ゴミを持って来ても良いが、それを交換できるかはその時次第だ。 pic.twitter.com/qMJfVX6EQ5— MADサバ公式 (@MAD_WARRIORS) 2017年10月20日
今回のMADサバ7から始まったBARTER、一言で言うと物々交換です。
“世紀末世界では通貨の流通が乏しいから、いっそのこと物々交換しようぜ!”ってハナシです。
自分の持ち物をバーター専用の机に置き、他人の持ち物と交換する、いたってシンプルな仕組み。
物々交換に不満があれば交渉もしていたようです。交渉で解決できたかどうかは知りません…まあMADサバですから…
雨が止んだ時には辺りはもう真っ暗。夜のMADサバへ突入…
雨が止んだ時には辺りはもう真っ暗。フィールド内の陣地を入れ替えて、夜のMADサバが始まりました。
ユニオン系列で初の!?フィールド内に火が持ち込まれました!
からの、フィールド内で暖を取れるように火の使用を認めていただきました。
ダメ押しのユニオンベース様、MADサバ運営陣の粋な計らいから、夜のMADサバではBB弾の発砲を一切禁止した上で、ゴーグル無しでもフィールド内を過ごせるように!
他にも雨予報の関係でテントを大量に準備していただきました。
【MADサバ7】ユニオンベース様からの有り難いご対応の報告を頂いた。これが明日の展開されるユニオン・テント村だ!
今は設置していないが「プラ製の机と椅子」もあるので、様子を見て使用可能。しかも隣のMETユニオン様のセーフティエリア(三枚目)も使用できるぞ。ユニオンベース様に向かってV8! pic.twitter.com/iaKWHPOxjF
— MADサバ公式 (@MAD_WARRIORS) 2017年11月17日
さらに送迎に関してもユニオンベース様の神対応。
当初、ユニオンバス送迎が17時と21時の2便でしたが、午前4時頃を目安に送迎バスをユニオンが出してくれることになりました!
【緊急決定!】ユニオンベース様のご厚意により、早朝(4時頃予定)の送迎バスを運行して頂けることになりました!
使用する人の点呼は当日行います。足が無く諦めていた人たちも、安心して深夜のサバトを楽しんでくれ! #MADサバ— MADサバ公式 (@MAD_WARRIORS) 2017年11月14日

Can Luck Party(持ち寄り缶パーティー)
【MADサバ7】では、運営主催の『Can Luck Party(持ち寄り缶パーティー)』を開催予定!1人1個でいいので、何かしらの缶詰を持参してほしい。自分が持ってきた缶詰を、自分で食べるわけではないぞ。 #MADサバ pic.twitter.com/W0X2Fqptdd
— MADサバ公式 (@MAD_WARRIORS) 2017年10月24日
受付時、参加者は1人1缶を運営に渡し、夜になったら運営からランダムで缶を参加者に再配布するというパーティ。
その際、缶の中身がわからないように塗装やガムテープで外装を隠すことで、食べてからのお楽しみ…!なプチイベント。
MADサバ初の試みである夜のMADサバ。世紀末世界な夜を過ごしているだけでテンション上がるのに、フィールド内で火が焚かれ、その周りで仲間と一緒に缶の中身についてワイワイ騒ぐ。

カメラマン枠としてだけど、思い切ってMADサバに参加してめちゃくちゃ良かった
今回カメラマン枠として参加しましたが、写真を撮っておりません。自分、スマホしか持ってないので…すみません。
その代わりにこの記事を書いています。MADサバに興味があって行ってみたいけど、一歩が出ずに参加できないという人に対して。
昼の11時30分から翌日午前3時まで、ずーっと自分はMADサバにいました。最初から最後まで。
実は23時くらいに下書きが出来上がっていたので、最後まで残らずにさっさと帰ることは可能でした。
雨上がりの11月中旬ですよ?めちゃくちゃ寒かった…
家で暖まりながら記事を書いたほうが風邪も引かないでしょうし、効率がいいのはわかっています。
ですが、MADサバにいるだけで楽しかったんですよね。
自分は参加者の邪魔にならないようにセーフティーエリアの火で暖まりながら淡々と記事を書いていました。
セーフティーエリアの火の周りにも人が集まったり、いなくなったり…静かな空間。
フィールド内では火を囲んでいる参加者の笑い声やわいわい騒いでいる雰囲気がめちゃくちゃ楽しそう、ってのが遠くからでも分かるんですよね。
例えるなら、夏祭りのお囃子が遠くで聞こえる一方、深夜のサービスエリアの独特な雰囲気も楽しめるという空間。
肌寒さもスキーへ向かう時のワクワク感に似ていて、とにかく雰囲気が最高。営業終了間近のディ〇ニーランドって感じもあったなぁ…
時々参加者さんと話しました。みなさん衣装がイカついのに、めちゃくちゃ優しい。
定例会では中々会えないような、良い人たちばかりでした。
MADサバの衣装について困っているなら、まず参加して、参加者に色々と教えてもらうのが1番ですね。
みんなこだわりを持って衣装を作っているので、自分の衣装について聞かれて、イヤな気持ちになる人なんて1人もいません。
こういった普段のサバゲーには無い人と人との温かみを感じられたので、帰りたくても帰れませんでした。
「みなさん、こういうMADサバの雰囲気が好きで参加しているのかな?」と初参加ながらに感じました。
自分の思いや個性を世紀末の世界で表現し、生き抜く素晴らしいイベント、MADサバ。
思い切って参加して良かったです。参加しようか悩んでいる人はぜひ参加しましょう。
