どうも、ゆきおです。
SPLASH&BB-JUNGLEが2014年に開催した伝説のサバゲー講習会、BTU Program。
サバイバルゲームの現場から生まれて、
サバイバルゲームの現場で最大級の効果を発揮する、
知識や技術や理論から成るSPLASH独自の教範を基に行われる講習、
それがBTU Programです!
BTUはよくあるタクトレとは一線を画した講習らしく、サバイバルゲーム特有の状況や変化に対して総合的に考えられた講習になっているそうで…

2年前から待ち望んでいたBTU2。速攻で申し込んでチャプター1に行ってきました。
※2018/04/14追記
チャプター3まで行ってきたので、記事修正&追記!
※2018/6/13追記
全てのチャプターを受け、BTU2を卒業したので、大幅に記事修正&追記!
5秒で分かる目次
BTU2をすべて受講したのを踏まえて、受講対象者について考える
まずはBTU Programの特徴を抜粋。
実銃による戦闘術をそのままエアガンに置き換えている一般的なタクティカルトレーニングとは違い、
あくまで「エアガンを使用して行うサバイバルゲーム」をベースにして組み上げられています。
飛距離や操作感といったハードウェアの表面的な差異だけではなく、
起こりうるサバゲ特有の状況やその変化等、およそ「サバイバルゲーム」という言葉に関わるすべての事象を想定し、総合的に判断、構成されたものです。
よくある実銃を対象にしたタクトレ講習会とは違い、エアソフトガンでサバゲーをすることを前提に講習が進められます。(ちなみに記事を書いているゆきおがタクトレを受けたことがないため、タクトレについては全く分かりません…)
実銃と違ってエアソフトガンの飛距離は飛んでも50m~60m。風にあおられればBB弾はあさってに飛んでいくし、ヒョロい弾を相手に撃ちこんでも気付いてくれないことがあり、ヒットコールをしてくれません。
こういうサバゲー特有の状況を踏まえた上で、サバゲーに特化した講習がBTU Program。
んで、受講対象者ですが、
- サバゲを始めてしばらく経つけど、最近は新鮮な楽しみも減ったと感じている方
- 上手くなりたいけど、何をどう上手くなればいいのかわからないという方
- そもそもサバゲで上手くなることに何の意味があるかわからないという方
- むしろ風当たりが強そうだから一歩を踏み出せないという方
- 何よりサバゲが好きだという方
- しかし自分の漠然としたサバゲの理想像と、現実のサバゲとの間に大きな乖離があると感じてる方
自分の主観が入っているので、あくまで正解ではありません。参考までにとどめてくださいね。
ぶっちゃけ今、あなたがサバゲーを楽しんでいるならBTU2を受ける必要はありません。
そして、ワッペン目当てで受講する人もBTU2を受ける必要ナシ。いつ誰がワッペンをもらえると言ったのだ…?
楽しんでいればいいんだけど、少しでもサバゲーに対してモヤっとすることを感じたなら、受講する価値は大いにある。
例えば「今日の相手は硬い・ゾンビがいる」とか、「この状況でこの動きはどうなんだろう?」とか。
突き詰めて根本的な部分を考えると上記の問題を解決できるような講習になっています。
BTU2を受けて試行錯誤しながら実践し続けたらフラッグを取れるようになった
今まで定例会や貸切でフラッグを取ったことがあるのはほんの数回。途中ブランクもあったけど、8年間サバゲーをしていて、数回だけ。
BTU2のチャプター1を受けたころ?の動画。このときはまだ立ち回りがグダグダで、わけわからんところでほふくしてます。見ていてめちゃくちゃ恥ずかしい…
27時間耐久サバゲーに参加して地形を把握しつつあるのもそうですが、BTU2でサバゲー特有の状況下での立ち回りを教えてもらったのも大きい。
行ったことがある人は分かりますが、SPLASHってアップダウンがある上にブッシュが濃く、色んな攻め方があって難易度が高めのフィールド。
まして耐久慣れして地形理解度がズバ抜けた人を敵味方にいる中で戦わないといけない。
こういう条件ですが、ほんの2,3か月程度でフラッグを取れるようになった。自分でもびっくり。
フラッグを取れるようになっただけでなく、1人でフラッグのかけかえすこともできるように。たまたまかもしれないけど、今までの自分だったらこんなに進攻することはできなかった…
さて、自分の動画は一例ですが、BTU2を受けただけでは上手になりません。
というのも、BTU2を受けてから毎週日曜日はSPLASHの定例会で色々と教えてもらいながらサバゲーをしていました。
BTU2はサバゲーのレシピを教えてくれる場(料理教室)で、実際にサバゲー(料理)をしないと上手になりません。
卓球やスキーでも同じで、その日教えてもらっただけでは上手にならないじゃないですか?
卓球でもスキーでも反復練習することで自分の力になり、やっと使えるものになります。サバゲーも一緒。


「サバゲーを楽しむ!」の方向性が違うかもしれませんが、自分はこういう考え方が「サバゲーを楽しむ」状態なんです。
温泉卓球だって楽しいし、試合に出てガチンコで卓球をするものまた楽しい。
サバゲーするときでも右から行くか、左からいくか、作戦を考えたりしません? それとなんら変わらない!
つーわけで、BTU2はサバゲーのレシピを教えてくれる料理教室みたいなところ。BTU2を受けただけでは上手になりません。
サバゲーがマンネリ化している、上手になりたい人はBTU2を受けよう
BTU2を卒業して色んなことを教えてもらって知ったけど、分かったことの1つに相手を倒しまくり、フラッグ取りまくり、なんてことは不可能。
でも勝率を上げることはできる。その勝率の上げ方をBTU2で教えてくれる、という側面もあります。
「サバゲーをワイワイ楽しく!」という風潮の中、BTU2のようなフラッグを取るための考え方は反感を買うかもしれません。
ただ、定例会に参加する別のグループの会話が


こんな会話がたくさん聞こえてきます。老若男女問わず。

温泉卓球でも勝ったら嬉しいじゃないですか?だったらサバゲーも大して変わらないだろうよ、と自分は思うワケです。
なんか最近サバゲーがしっくりこない、楽しくない、受講対象者に当てはまる人はぜひとも参加してください。
自分はBTU2を受け、サバゲーをしたことで上手になるスピードが格段に上がりました。それでもまだまだ下手な方で、「もっと上手になりたいなぁ…」と常日頃アレコレ悩んでいます。
今までのサバゲーとはまた違うサバゲーを知りたい人、お待ちしております。